2015年01月27日

「怒る事を辞める」

amamaの覚え書き

皆さんこんばんは!
amamaです!(≧∇≦)

今日、知り合いのおじいちゃん(80歳後半)とおしゃべりしてたら…
「大分前から、怒る事を辞めた。だから、何にもストレスが無いよ。」ってサラッと笑顔で言われました。

えーッ‼︎∑(゚Д゚) 感心と驚きの私はただ、おじいちゃんの話を傾聴するのみ。

ゆっくり、言葉を選んでいるのか、自分を振り返りながら話してくれました。

長男として生まれ、5歳で父親を亡くし幼い頃から家を守る責任を背負い生きてきた事。
そんな中、母親の愛情は弟へ全て注がれ大人になって家庭を持ってからもずっと、それは変わらず…。
戦争では姉を爆弾で亡くした。
弟が問題を起こしてはその後始末をしたりしても、母親と弟は変わらなかった事。
ある日おじいちゃんは、家長の立場、財産全てを弟に譲り母親と弟が一緒に住めば一番いいのではないかと思った。
そこで、その旨を二人に提案したところ、二人共とっても喜んで受け入れたと。
その時、おじいちゃんは心の底から嬉しかったんだって。

解放感を得られたんだって。

おじいちゃんと奥さんは二人で商売を始めて頑張って働いた。

弟と母親は家も土地も全部売ってしまったけど、そんな事は気にしてないって。


おじいちゃんの話を聞いて思った事。
おじいちゃんは、幼い頃から愛情の偏りに違和感を覚えながらも耐えて、責任を果たす事を優先して生きてたんだな。
寂しい思いや悔しい思いをたくさんしたんだな。
でも、ある時から母親と弟と何よりも長男としての役目を辞める自分を「許す」選択をしたんだな。
それが、おじいちゃんの言う「怒る事を辞めた」なのかな。
それから大分時間が経った今、「怒る事を辞めた」事が本当に良かったと実感してるんだな。
話してる間、終始おじいちゃんの表情は優しかったからね。

そうは思っても中々出来ないです。
すごいなぁ。
私なんてプンプンしてばっかり!
(⌒-⌒; )


今日のニャンコ
布団の中に潜り込みマッタリ!

それを見つけビックリ!