2015年08月15日

両親の戦争

今日は終戦記念日ですね。

自分は全く戦争の影響なく生きて来た気がしますが…
考えてみれば自分は、たった戦後20数年後に生まれたのだなぁ〜と。

昨日、実家にお参りに行きました。
そこで、娘が戦争体験を聴きまとめる宿題の為、私の両親に話を聴きました。

父は当時6歳。学校の暖房に使う木を拾いに山にいると、上空を銀色の飛行機が連なって飛んで行くのを見たそうです。
先生に「木の影に隠れろ!」と言われ、草木の影から飛行機の行先を見つめていると、遠くで爆弾を落下させたのが見えたそうです。

母は当時3歳。名古屋で祖父母と一緒に行っていた動物園で、街の方に花火が打ち上げられれた様なすさまじい爆発を見たそうです。

2人とも違う場所で見た光景。それが名古屋空襲だったとのこと。

2人とも幼かったのに、その光景は目に焼き付いていると言ってました。

他にも色々話してくれましたが、両親からそういう話を聴いた事がありませんでした。
聴けて良かった。
娘のお陰です。

今日の空。